Cutting Plannerの欠点はデータ入力が面倒なところにあります。在庫データや、図面など、他のソフトからのデータ移行を容易にするためにコマンドラインオプションでCSVデータを読ませることができます。コマンドラインオプションを活用することで、他のソフトウェアと連携させることができます。.recx ファイル仕様も参照してください。 RectPacker.exe "[filename.recx]" /PartsBoard="[filename.csv]" /SourceBoard="[filename.csv]" /Save="[filename.recx]" /D=[x] /K=[x] /=R=[x] /H=[x] /Run [ ]の 内容を適宜変更します。 スペース付きに対応するため、ファイル名は" "で囲むようにしてください。 入力系オプション1"xxxx.recx"起動時に読み込む.recx, xmlファイルを指定します。入力系2のオプションとは同時使用できません。 入力系オプション2CSV形式のデータを読ませるときは /Problem /K= /R= などの各オプションも重要となります。指定しなければ以前終了した時の設定となってしまいますので、間違い防止のために、同時指定してください。 テキストの文字コードは Shift-Jis または BOM付きUnicodeテキストの自動判別です。
出力系
終了コードコマンドラインオプションの指定に間違いがあるなど正常に実行できなかった場合は終了コードに0以外の値が設定されます。 以下は終了コードの値と内容、使い方のサンプルです。終了コードは一つしか出ませんので複数を取得したい場合は/ErrorLog=オプションを利用します。 @echo off RectPacker.exe /Problem=2D /PartsPanel="parts_test.csv" /StocksPanel="stocks_test.csv" /D=1 /K=3 /R=1 /Run if %ERRORLEVEL% == 11 echo 強制終了されました. if %ERRORLEVEL% == 21 echo ライセンスがありません. if %ERRORLEVEL% == 31 echo 配置できなかった部材があります. if %ERRORLEVEL% == 51 echo 無効な値です:/Problem= if %ERRORLEVEL% == 52 echo 無効な値です:/D= if %ERRORLEVEL% == 53 echo 無効な値です:/K= if %ERRORLEVEL% == 54 echo 無効な値です:/R= if %ERRORLEVEL% == 55 echo 無効な値です:/SearchLevel= if %ERRORLEVEL% == 56 echo 無効な値です:/CutTableLength= if %ERRORLEVEL% == 57 echo 無効な値です:/MinimumSearchTime= if %ERRORLEVEL% == 58 echo 無効な値です:/P if %ERRORLEVEL% == 111 echo ファイルが存在しません.:/PartsPanel= if %ERRORLEVEL% == 112 echo リストの一部に範囲外の値があります.:/PartsPanel= if %ERRORLEVEL% == 113 echo 無効なデータです.:/PartsPanel= if %ERRORLEVEL% == 121 echo ファイルが存在しません.:/StocksPanel= if %ERRORLEVEL% == 122 echo リストの一部に範囲外の値があります.:/StocksPanel= if %ERRORLEVEL% == 123 echo 無効なデータです.:/StocksPanel=/FirstUsageStocksPanel= if %ERRORLEVEL% == 131 echo ファイルが存在しません.:/FirstUsageStocksPanel= if %ERRORLEVEL% == 132 echo リストの一部に範囲外の値があります.:/FirstUsageStocksPanel= if %ERRORLEVEL% == 201 echo 無効な値です:/Encoding='; if %ERRORLEVEL% == 211 echo 配置済み部材データの出力ができませんでした. if %ERRORLEVEL% == 212 echo 配置済原板データの出力ができませんでした. if %ERRORLEVEL% == 213 echo 残材データの出力ができませんでした. if %ERRORLEVEL% == 221 echo エラーコードリストの出力ができませんでした. pause ウインドウズストアアプリ版でコマンドラインオプションを利用する方法本来ストアアプリはコマンドラインオプションを利用できないのですが"Cutting Planner CMD Support tool" を使うことで利用可能です。 エラーコードは出ませんので/ErrorLog=でファイルにしてから参照します。 使い方: 上記のリンク先からダウンロードする。 CuttingPlannerCMD.exe と StartCuttingPlanner.bat を同じフォルダに入れる。 CuttingPlannerCMD.exe にコマンドラインオプションを付けて実行する。 仕組み: CuttingPlannerCMD.exe はコマンドラインオプションをテンポラリファイルとして保存し、StartCuttingPlanner.batを起動します。 StartCuttingPlanner.bat はスタートメニューの検索にCutting Planner という文字を直接入れて実行します。 ストアアプリのCutting Plannerは直前に作られたテンポラリファイルを検索しその内容を参照します。 テンポラリファイルを削除します。 |